中学生から卓球を始めて表彰台を狙うにはバックハンドを捨てろ!

中学スタートで卓球を始めて勝つ方法
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中学校から卓球を始めて勝つ方法

シリーズですが、今回は勝つための戦型(プレースタイル)についてお話をしていきたいと思います。

2020年は特にコロナの影響で練習時間の確保が難しくなっていますし
そもそも本来4月から始まる部活動が7月くらいからようやくちょっとずつ始まった感じで

「練習時間も足りていないし」「今後も足りない予定」
どうしよう

とお悩みの指導者、顧問の先生が多いと思います。

そんな時だからこそ、私がおすすめする戦型(プレースタイル)が

中学生から卓球を始めて表彰台を狙うにはバックハンドを捨てろ

です。

別にオールフォア(全部動いてフォアでとる)やれと言っているわけではありませんよ

簡単に言うと
バックに来た球は基本入れるだけ
強打はフォアのみ
バックに来た球で余裕があるボールはフォアで動いて打つ

というシンプルな戦術です

なぜこの戦型が良いのか?

それも答えはシンプル

少ない練習時間で効率的に強くなるためです。


例えば教科書通りに
フォアドライブ
バックドライブ
ツッツキ
チキータ

とかやったとします。

そうするとコロナ前の平常時だったとしても
全ての技術が「並」の選手が完成します。
中学校から始めた並みの選手は
小学校からやっている「並」以上の選手にはどう頑張っても勝てません。

でも
バックドライブとチキータを捨てることで
フォアドライブの練習時間が増えます。

初心者の内は「練習時間=上達速度」に近いので
練習すればするほど強くなります。

上手く時間を使っていけば
「あいつのドライブは取れない」
フォアドライブという技術に関しては小学生からやっている選手を上回る
という状態にすることができます。

相手を上回る技術があって初めて勝てるようになります


バックはツッツキとブロックだけ練習する
派手なスピードや回転はいらないから
とりあえず低く入れることだけ集中させる

強打は全部フォアで

というスタイルで一応私は市で3位とか県でベスト8とかは入れました。
(その時の1,2位は超名門校に進学するレベルだったので中学スタートだと1万回やっても無理)


≪この練習に大切なこと≫
指導者、コーチ、監督の忍耐強い指導!!

とはいっても子供は中国選手やヨーロッパ選手の
両ハンドドライブやチキータなどの派手なプレーに強い憧れがありますので
「バックドライブ」も「チキータ」もしたいんです

1回いっただけだとしばらくしたらバックドライブ練習したりしますので
繰り返し繰り返し注意して「潜在意識」でダメと刷り込むしかないです。

私もそうでしたが
実際に試合に出て小学生からやっている選手に試合で勝った時から
無駄なバックハンド練習をしなくなりました。

自分で納得するにはやはり勝つしかないです。

なので、本当の意味で生徒が納得するまで繰り返し指導お願いします。
※腕の見せ所ですよw

具体的な練習方法は
をご覧ください。

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