中学スタートの初心者がたった半年で市3位まで上達する卓球練習法、指導法
これは中学1年生から卓球をスタートした「筆者が」
たった半年間で市の卓球大会で3位まで上り詰めた
時のお話です。
(ちなみに当時7回ほど試合をして3位だった気がするので大体200人くらい参加した中での3位のハズ!、部活動だけでスポーツクラブは通ってません!!)
1ヶ月目(4月頃)の塩ちゃん≫
その時の僕は初心者そのものなので、まず持ち方から教えてもらうような状態でしたw
6か月目(9月頃)の塩ちゃん≫
市の大会に出場してなんと3位になりました!
(ちなみに当時7回ほど試合をして3位だった気がするので大体200人くらい参加した中での3位のハズ!、部活動だけでスポーツクラブは通ってません!!)
どうやって勝ったのか?
ステップ1≫
まずコーチから指導がありできること、できないこと(練習することとしないこと)を分けさせられました。今思えばこれが一番大事だったと思います。
初心者の頃の塩ちゃんはテレビに出ているような卓球選手に憧れていましたので
「凄くサーブを高く上げて、フォアドライブもバックドライブもチキータなどの台上技術もガンガンしてくぜ!!」って思ってました。
これはほとんどの中学生がそうだと思います。
でも!ぶっちゃけ中学校の3年間(実質2年4ヶ月)でそこまでになるのは無理です。
それをまずわからされました(嫌々でしたが)
練習時間が限られた中で強くする技術を決めて極める(それ以外は入ればいいレベルにしておく)ことである程度勝ち上がれます。
(実際私は県1位になった中学3年の最後の大会でもバックハンドは振らずに入れるだけでした)
ステップ2≫
サーブからの三球目とレシーブをドライブする技術だけひたすら練習
バックと台上は捨てる!!
「バックハンドと台上はミスらなければいい!打つな!」と言われ練習もほぼ禁止されました。(いないときにこっそりやったのがわかると激怒されました)
その代わり対下回転のドライブ練習をひたすらやってました。
・多球練習でひたすらドライブ練習
・サーブから3球目ドライブ
・台から出たサーブを全部ドライブレシーブ
2~3ヶ月毎日続けてると8割方は入るようになります。
ステップ3≫
回転を駆けること意識する。
・打つ前まで脱力して打つ瞬間に「ギュッ」とラケットを強く握る
・打つのではなく球をこする
・勢いで飛ばすのではなく回転で飛ばす
・左右に打ち分ける
etc・・・相手のブロックがオーバーミスするようになるまでひたすら練習
これだけで本番当日を市3位に!
レシーブ≫
試合に出てみるとわかりましたが、練習だと2バウンドするサーブを打てる選手でも試合だとほぼ1バウンドしかせずに台から出てきます。
のでそれをドライブして終わり
サーブ≫
回転のかかった3球目ドライブを左右に打てる時点でもう帰ってきません。
(たまにまぐれで帰ってきても動揺しないことが大事)
「じゃあサーブ短く出せるやつがいたらどうなるの?」
「ドライブした球返ってきた球どうするの?」
「レシーブうまいやつ(ストップしたり払ったり)がいたらどうするの?」
と思いますよね?
当然僕もそう思いコーチに言いましたが
「そんな奴は勝てるわけないから諦めろ!」
って言われましたw
確かにおっしゃる通りで、試合前の朝一練習ではみんなバックドライブやらチキータやらしてて強そうに見えるのですが」
ほとんどの選手が
練習中にできる技術が試合できていないのです。
試合になるとやりこんだ自信のある技術しかできないですから
練習では8割以上入る技術も試合では6割
2回に1回くらいしか入らない技術は10回に1回も入りません。
(練習するのは慣れている相手、試合するのは始めてor慣れていない相手なので)
なので短期間に強くなろうと思ったら
やることを決めて、その代わりそのやることは8割以上の確率でできるようにする
のが一番手っ取り早いです。
私が準決勝で負けたのは全国大会にも出ている選手なのでぶっちゃけそれだけで全国大会に出たり、そのレベルの選手に勝てるわけないのですが、全国クラスでない中学生ならそれだけで十分勝てます。
以上
是非卓球を始めたばかりの中学生の皆さん、コーチ、親御ざまの参考になれば幸いです。
次回以降に1ヶ月目から6ヶ月目までの詳しい練習メニューも紹介したいと思います!