中学1年生から卓球を始める方向け≪6か月で表彰台に登れる卓球練習法、指導法≫

表彰台に登れる卓球練習法

本日は

卓球を始めて6か月で表彰台に登れる卓球練習法

を教えます!
※これは筆者が実際に市の大会で3位入賞をした際の練習メニューです。

本記事に書いた練習法と
中学スタートの初心者がたった半年で市3位まで上達する卓球練習法、指導法
を合わせて実践いただければ、かなり高い確率で目標を達成できるのではないでしょうか?
(一部の激戦区を除く)

1ヶ月目(4月)の卓球練習法、指導法≫

ひたすらフォア打ち!
続けることを意識しましょう!
※壁打ち厳禁!理由は別ページで解説

コツは強く打ったりせずにひたすら入れることを意識して練習しましょう
私の場合はノーミスで100往復のラリーを続けることを毎日の目標としてました
フォアの100往復ができるようになったら次はバック、その次はツッツキとステップアップしていきましょう。

これを毎日繰り返します。
※フォームも勿論意識しながらです。フォームはYoutuberさんなど参考にしてくださいw

2ヶ月目(5月)の卓球練習法、指導法≫

フットワーク練習を混ぜましょう!

2ヶ月目になるとフォア、バック、ツッツキの100往復も30分以内でできるようになりますので次はフットワーク練習です。

・「切り返し」バック・フォアに交互にボールを送ってもらい打つ練習
・「1本1本」台の右端と左はじにボールを交互に送ってもらい全てフォアで取る練習
・「ツッツキの切り替えし」普通の切り返しのツッツキバージョンです

以上3つをノーミスで50往復できるまで続ける、続けたら次のメニューに行くという感じです。もちろん1ヶ月目の練習も引き続きやってほしいので

1、フォア打ち100往復
2、バック打ち100往復
3、フォアツッツキ100往復
4、バックツッツキ100往復
4、切り替えし50往復×2(自分も相手もやるので)
5、1本1本50往復×2
6、ツッツキの切り替えし50往復×2

を順番にやってく形になりなす。
まあ2ヶ月目だと多分これやるだけで2,3時間かかるのでその日の練習が終わると思いますが、慣れると1時間以内にできます。
早くできた子は自由に何でも練習してていいよって感じでした(正直つまらない練習なので息抜きが必要です)


今後ここまでの練習を

≪基礎練習≫

と言いますね

なぜこんなに続ける練習をしないといけないのか?については
でも書いていますが、試合本番になると練習では8割入る技術でも6割しか入らなくなるからです。普段から入るかどうかわからない強打の練習ばかりしていると試合では勝てませんのでまずは入れる→余裕があれば強打するという意識を推奨しているからです。


3ヶ月目(6月)の卓球練習法、指導法≫

3ヶ月目になると2ヶ月目までの練習を1時間以内にできるようになりますので
ここから、対下回転に対するドライブ練習とサーブ練習を行っていきます。

サーブ練習は2種類だけでいい

1、下回転
2、横回転(横下回転でもOK)

バックバックとかフォアサーブとかいろいろやらないでいいので自分が一番しっくりくるサーブを1個のみやって同じフォームで2種類の回転を出せるようになってください。

サーブのコツ

回転をかけることをまず意識してください。サーブの長さとかコースとかはまだいいので
ネットにあたったらシュルシュルと強い音がする、球が自分の方に戻ってくるくらいの回転がかかるまでひたすら回転をかける練習をしてください

ドライブ練習はまず下回転から

上回転をドライブしようとするとドライブなのかスマッシュなのかよくわからない感じになることが多いのでスマッシュだとまず入らない下回転を持ち上げる練習をしてください。
バックドライブは絶対に練習しないでください。
半年でフォアドライブもバックドライブも試合で使えるようにするのは無理です。

いきなりやっても全然入らないので
多球練習か、1人練習をしてください

多球練習・・・

球を1カゴ用意して1人が台の横に立って球をワンバウンドさせて、ひたすらツッツキを送ってください
もう一人はそのツッツキをドライブします。
1カゴ分無くなったら交代します。これの繰り返しです。

1人練習・・・

台にボールを置く、そのボールを自分の方にめがけてゆっくり転がす
転がってきたボールが台から落ちるので、落ちる瞬間をこすってドライブして相手のコートに入れる練習です。



4ヶ月目(7月)の卓球練習法、指導法≫


3球目の練習とレシーブの練習
基礎練習はもちろんしつつ、ある程度3ヶ月目の練習でボールが入るようになってきたら
今度は対人練習になります。

サーブを出して→相手がツッツキ→それをドライブ→頑張ってブロック→そこからドライブ対ブロックをワンコースでしてください。
これを交互にやります。
これはどっちの練習にもなります。
ドライブ打つ方はドライブの練習
受ける方はレシーブとブロックの練習です。

サーブを出す側はサーブが台の中で2バウンドするように短く出す
レシーブする側はボールが浮かないように低く返せるようにツッツキをしてください。

いくらドライブがうまくても試合ではサーブは2本交代です。

2本攻めて2本とっても、相手のサーブの時はこっちが打たれる側になるのでブロックもうまくないと試合で勝てません。

サーブはまずは下回転を出してほしいのですが慣れてきたら横下回転や横回転からのドライブもしてください。
自分が横回転を出すと相手も取りずらいですが自分も3球目を内ずらくなります(回転が残るので)なのでやっておく必要があります。

レシーブする人も横回転を普通にツッツキをするとチャンスボールになってしまうので
どうやったら球が浮かずに返せるか研究しながらやってみてください。

5ヶ月目(8月)の卓球練習法、指導法≫

引き続き4ヶ月目の練習ですが、今度はコート全面の練習になります。
サーブもレシーブもどっちに出すかわからない状態で3球目練習をしてください。

レシーブをドライブする練習をこのあたりからやっていってください。
わざと相手に長いサーブを出してもらって、2バウンドしないサーブは全部ドライブをかけてください。
3球目の練習と別にやってもかまいませんし、疲れますけど、3球目の練習の時に、台から出たらレシーブは全部打つ気持ちでやると実践に近いし、相手も2バウンドするように緊張感をもって練習できます。

6ヶ月目(9月)の卓球練習法、指導法≫

基礎練習が終わったら試合練習、実際に点数を数えながらいろんな人と試合をしてください。
相手によって必ずちょっと球が違うので同じ人とばかりやってると試合で勝てないです。
いろんな人と打って自分で相手に合わせてボールを調整できるようになってください。


※基礎練習はずっとやってください。中三の引退まで毎日やってくださいw

さあ大会だ!!≫

練習でやったことを試合でやれば表彰台に登れます!!
たまに練習でやってないことを試合でやろうとする人がいますがやめてくださいね、練習でできないのに試合でできるわけありませんw

やらせた生徒や保護者からよくある質問≫

Qこんな練習つまらんしヤダ
Aやりたくなかったらやらんでいいけどやらんだら勝てんよ?
(実際にまじめにやっていた生徒にやらなかった生徒は勝てなくなるので途中で気づいてくれます)

Qこの練習1,2か月でできませんか?半年もかける必要ある?
Aただやるだけならなんなら1か月でできますけど、付け焼刃にしかならないです。試合で使える精度、威力になるにはこれくらいかかります。

Qチキータとかかっこいい技を教えてほしい
Aチキータは難しい、ドライブの回転をかける感覚を覚えないとできるわけないから今は我慢して、できるようになったら教えるから

Qやっぱりバックドライブ教えてほしい
A、中一から始めたら中学卒業まで練習してもフォアドライブもバックドライブも両方試合で勝てるレベルにするのは俺では無理、どうしてもやりたいなら、自主練習をしたりして今よりも練習時間を増やすならできるかもしれないけどできる?
クラブ(部活)の決まった練習時間ではバックドライブは練習せずに別の時間でするなら教えれるよ?

以上
これは塩ちゃんの経験談とコーチの指導経験から書いています。
勿論方法はこれだけではございませんので1つの例として参考になれば幸いです。


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